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ドラムの防音とおすすめグッズ

ドラムセット防音防音、音漏れ対策コーナー

表面を叩いて音を出すドラムは振動も発生するため最も防音が難しい楽器のひとつと言えます。それでも上達のためには何時でも気軽に練習できる環境を整えたいところです。自宅でもドラムを練習できるよう騒音対策をいくつかみていきましょう。

防音講座、ドラム編

まずは床の振動対策をしましょう。

電子ドラムや消音化対策を施したドラムセット、練習用パッドであっても物理的な打撃を伴うため音漏れだけでなく、どうしても振動が問題になります。特に下の階層へ振動が伝わりやすいのでドラムセット一式を乗せられる大きさの防振マットを敷くことが騒音対策の最も重要なポイントとなります。また、たとえ設置箇所が一階であったとしても振動は横方向にも伝わります。防振マットは階層に関わらず必ず敷くようにしましょう。

ローランド電子ドラム用の防振マットです。

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↓コスパの良い防振マットです。100cm X 50cm2枚分で小ぶりのドラムセットなら載せられます。


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2枚で足らない場合は1枚ずつ追加しましょう。

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トレーニングドラムを使う。

完全に練習専用の機材とはなりますが、値段もお手頃で音漏れを気にすることなく何時でも叩けるため上達のためには是非とも持っていたいアイテムです。

生ドラムと同様に個別に配置、高さの調節ができるトレーニングドラム一式です。↓

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トレーニングドラム、パッドは当然生ドラムとは全く違う音なので完全な感覚を養えるものではありませんが体を動かしながらのイメージトレーニングとして大きな効果を発揮するはずなので特にドラム初級者の方には心強いアイテムです。

消音パッドを使う。

消音パッドで打面をミュートすれば生ドラムを自宅でも叩くことが出来ます。実際の演奏で使うドラムキットであれば各ドラム、シンバルの位置や高さなどいつも通りの感覚で練習できます。打面の素材はラバーやメッシュ、プラスチックなどそれぞれ設置方法や叩き心地、スティックの跳ね返りに違いがあります。

メッシュタイプ

メッシュタイプは丈夫で叩いた時の質感が生ドラムに近いと言われ静穏性にも優れた素材です。ドラムの経口に合ったものを揃えましょう。
メッシュヘッド一覧⇒

メッシュヘッド一覧⇒

手ごろな価格で生ドラムを防音するという観点では最もお勧めするアイテムですがドラムの打面をメッシュヘッドに張り替える必要があります。生ドラムをそのまま叩きたい場合は再度通常のヘッドに張り直さないといけないので手間がかかるのが難点です。

ラバータイプ

ヘッドの張替えが面倒な場合はゴム製のラバータイプであればドラムヘッド上にそのまま乗せるだけなので設置が簡単で手軽に小音量化できます。

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スティックの跳ね返りも良いのでストロークの練習には最適です。ただしゴム製なので叩いた時の質感は生ドラムとは異なることとメッシュタイプなどに比べ音量は大きくなってしまうデメリットもあります。

ローボリュームシンバルを使う。

シンバルもドラムヘッドと同様パッドで消音する方法もありますが、ある程度音が出せる環境であれば無数の穴あき加工が施されたローボリュームシンバルをおすすめします。

穴あき加工により80%も音量を削減できます。何よりも通常のシンバルと同じ素材で作られているので叩いた時の感覚や鳴りに違和感が少なく練習には最適のアイテムです。

ローボリュームシンバル一覧⇒

スティックを工夫する。

ドラムの打面側ではなくスティック側に消音化対策を施すという手段も検討してみましょう。素材の違いや成型方法、形状の違いなどによって小音量化できる特殊なスティックやアイテムがいくつかあります。それぞれ音の出方や打感、跳ね返りも違ってきますが、さほど費用も掛からないため一通り揃えて練習や演奏内容によって使い分けると良いでしょう。

ドラムスティック用チップサポーター(チップカバー)


スティックの先端部分にゴム製のキャップを取り付けることにより弱音化します。小さいので持ち運びにも便利、先端に取り付けるだけなのでお手軽かつ低予算で何時でも何処でも防音できる大変おすすめのアイテムです。

チップサポーター各種↓


TAMA TCP20 チップ サポーター (pair)


VIC FIRTH VIC-UPT Universal Practice Tips 練習用ドラムスティックチップサポーター


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ブラシ

ジャズの演奏でよく使われるブラシですがナイロン製などある程度の硬さで先端を束ねたのものであれば小音量化目的でも使えます。ブラシの束ね具合を調節することによって強さや音量を変化させます。束ねているゴムを解いてしまえば普通のブラシ奏法もできるので1本持っておいて損は無いでしょう。

VATER VBLM [LITTLE MONSTER]


ROHEMA 61295 Poly Brush ドラムブラシ

ロッズスティック

竹ひごを束ねたものがロッズスティックです。通常のドラムスティックよりソフトでブラシよりも硬いのでちょうど中間のような感じで使えます。


PROMARK H-RODS Hot Rods ドラムスティック

防音目的以外にもバンドアンサンブルの中で少し音量を押さえたりソフトな曲にマッチさせたい場合などにも使えるのでドラマーであれば是非とも持っていたいスティックです。

ドラムスティック ロッド バンブーロッド 40cm 竹 赤 ジャズ フォークミュージック 打楽器アクセサリー

電子ドラムを使う。

電子ドラムであればヘッドフォンを使って生ドラムに近い音で練習できます。最近の電子ドラムは性能も向上しているので音の強弱など細かなニュアンスも練習できるでしょう。

Roland TD-17KV-S 電子ドラムセット 【ローランド TD17KVS V-drums Vドラム】

また、生ドラムにはない電子ドラムの利点としてダイレクトに録音ができる点もあげられます。音源制作時などスネア、ハイハット、バスドラなど個別に音の被りなく録音ができるので音量調節、ミックスには大変役立つはずです。個別に音を抜き出してリズムの確認など普通では考えられないような練習や分析をすることもできます。音源やクリックに合わせた練習などもヘッドフォンを使う電子ドラムの方がやり易いでしょう。

最近の電子ドラムの性能は向上しているとはいってもやはり生ドラムと完全に同じではありません。感覚が違う部分も多々あるため変な癖がついてしまう可能性もあります。定期的に生ドラムで練習することも絶対に必要です。また、生ドラムほどではないにしろトレーニングパットと比べて生音も大きくなるため音漏れ対策は十分に行う必要があることと、性能が良い電子ドラムになるほど購入費用もかなりの金額になるのは難点と言えそうです。

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