アコースティックギターやウクレレなどの場合はドラムほどではないにしろ生音が大きいので夜間に弾くと近所迷惑になってしまう事もあります。気兼ねなく自宅で演奏できるようアコースティックギターやウクレレの防音方法を見ていきましょう。
アコースティックギター、ウクレレの音漏れ対策
アコースティックギターやウクレレはボディー内部の空間で音を増幅させて大きなサウンドを生み出しています。そのためボディーに対策を施すことで小音量化する方法や便利なグッズがいくつかあります。
サウンドホールカバーを取り付ける
本来はハウリング防止用のパーツですが、音が出るサウンドホールを直接塞ぐため、ある程度の小音量化が期待できます。ほかの対策と組み合わせれば更に効果的な防音ができるでしょう。
サウンドホールカバー一覧⇒
サウンドホールの大きさに合うものを選びましょう。
ギターミュート(弱音器)を使う
ブリッジ部分にはめ込むことで弦の振動を抑えるグッズです。上記のサウンドホールカバーと併用すればより防音効果を高められるでしょう。形状や素材など様々な種類のものがあります。
ギターミュートで検索⇒
サイレントピックを使う
サイレントピック SP-3【送料無料】
一番柔らかいThinピック(約0.5mm)よりもさらに薄い0.2mmで弦に触れる部分は穴になっているので非常にペラペラなピックです。アタックが削られ音量を半分ほどに減らすことが出来ます。防音費用としては大変リーズナブルでお手軽ですがピッキングのニュアンスが通常の演奏と変わってしまうデメリットもあります。
サイレントギターを使う
ヤマハサイレントギタ- SLG200N CRB
完全に練習に特化したほぼボディーレスのサイレントギターもあります。ボディ部分は座って弾く場合など足に乗せたり、腕を添えられるよう外枠部分と弦を張るためのブリッジ部分のみになっておりトップ材もバック材もありません。音を増幅する内部空間が無いので小さな音で練習でき、ヘッドホンをつないで本来のギターらしい音で練習することもできます。しかし、練習にしか使えないうえ値段が高いので導入には躊躇するところです。
エレキギターを使う
サイレントギターよりもお勧めなのはエレキギターで練習することでしょう。エレキギターはほとんどが内部空間を持たないソリッドボディなので生音の音量はサイレントギターと大差はないはずです。アンプなどを経由すればヘッドホンももちろん使えますしエレキギターを持っていれば音楽の幅も広がります。エレクトリックギター最安モデル⇒
練習用なので高価なモデルを買う必要はありません。こちらのページでは低価格ながらおすすめできるエントリーモデルを多数紹介していますのでご覧ください。アコースティックメインの方でも1本持っておいて損はないでしょう。ただエレキとアコギでは大きさが違うため、構えた時の腕の位置やネックの太さや長さ、弦の張力など異なる部分も多々あります。違和感なくアコースティックギターの質感で練習したい場合はサイレントギターに軍配があがります。